Q.歯磨きするときに血が出るんですけれど、何が原因ですか?
A┃歯周病か、ブラッシングに問題があると思います。
歯周病は、プラーク(歯垢)と呼ばれる細菌のかたまりが歯と歯茎の間の溝にたまり、細菌から作り出された毒素で、歯の周りの組織が炎症を起こしたものです。
また、ブラッシングの力が強すぎても出血します。
いずれにしても歯科医院で診てもらってください。
Q.冷たいものを飲んだり、水でうがいするとき歯がしみます。虫歯じゃないと思いますが、どこか悪いんですか?
A┃知覚過敏症でしょう。
原因としては異常な歯ぎしり、不適切な磨き方、歯周病などが考えられます。
知覚過敏症が起きる原因はさまざまですが、象牙質という歯の知覚を感じる層が露出しているため、冷たいものなどが触れると必要以上に強く感じて、歯がしみるのです。
一度、歯科医院で診てもらったらどうでしょう。
いずれにしても歯科医院で診てもらってください。
Q.口を開けたり動かしたりするときに音がします。どこかおかしいのでしょうか?
A┃おそらく顎(がく)関節症だと思われます。
こめかみの少し下、耳の穴の前にある顎(がく=あご)の関節に障害が起こる病気です。
これが何らかの理由でずれてしまい口を開けるとき音がするのです。これを顎関節症といいます。
最初のうちは日常生活に支障がないのですが、ひどくなると口が開かなくなったり、頭痛、肩こり、めまい、耳鳴りなどを伴うこともしばしばあります。
Q以前に治療した歯が咬むと痛いのですが、また虫歯になったのでしょうか?
A┃何らかの原因で歯根の先に膿がたまってしまったのではないかと思われます。
そのまま放っておいたままで痛みが収まってしまう場合もありますが、早めに歯科医院で治療してもらったほうがいいでしょう。
腫れがひどくなって、顔まで腫れてしまうこともあります。
Q.虫歯で歯を抜いたのですが、入れ歯はしっかりかめないと聞くし、何かいい方法はありますか?
A┃『ブリッジ』や『入れ歯』は健康な歯を削ったり違和感が生じたりします。
現在、歯のない部分の骨にチタンを埋め人工の根とする『インプラント』という治療方法があります。
自分の歯のように咬め、入れ歯のようにバネが見えることもありません。
2本以上歯がなくブリッジが不可能な場合にも対応できます。
Q.矯正治療は大人になってからでも間に合いますか?
A┃間に合います。
成人矯正は成長期の子供に比べ多少治療期間が長くなりますが、基本的に矯正治療は何歳でも可能です。
矯正治療は歯並びや咬み合わせがよくなることで虫歯や歯周病を予防し、顔の雰囲気も変わる効果があり人前で美しい笑顔を見せられるようにもなります。
Q.インプラント治療を行うのに痛みはありますか?
A┃麻酔をするのでほとんど痛みはありません。
インプラント手術は、術中は痛みはありませんが、術後2〜3日は抜歯と同じ程度の痛みや腫れは人によってあります。
Q.インプラントはどの程度、持ちますか?
A┃インプラント自体はチタンという金属製なので半永久的に機能します。
しかし、メンテナンスがしっかりできていないとインプラント周囲の骨が痩せてきて動いてしまいます。
長く機能させるためにも、メンテナンスが重要です。
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